エレキベースの魅力
数ある楽器の中からベースを選ぶ・・・。
一昔前はギターがやりたかったけどジャンケンに負けて仕方なくベースを始めたっていうネタみたいな話がありましたが、少なくとも僕はそんな人に出会ったことがありません(笑)。
僕のところに習いに来られる生徒さんも、ベースという楽器に魅力を感じて積極的に選んだ方が多いです。もちろん僕自信も。そんなベースの魅力について考察してみます。
アンサンブルの中での役割として、
①低音でコードのルート音を弾いてハーモニーの土台を支える
②楽曲に躍動感、いわゆるノリを与える
この二つが大きな位置を占めています。曲のメインと言えるメロディーを弾くことはほとんどなく、コードを弾いてハーモニーを奏でることもほとんどありません。ベースラインと言われる低音のフレーズを弾いています。
ベースラインは普段から音楽をあまり聴かない人にとっては「地味」であることが多く、下手をすると「聴き取れないし、不要なのでは」と思われる始末。
ロック・ポップスのバンド編成をサッカーで例えると、華やかなメロディー担当のボーカルは点取り屋のフォワード、ハーモニー担当しつつソロでメロディーも奏でるギターはアシストも自らシュートもするミッドフィルダー、バンドに安定感と躍動感を与えるベースは縁の下の力持ちのバックス、リズムの要としてバンドを支えるドラムが最後の砦ゴールキーパー。なので、どれも全部大事ですよね。どれが欠けても試合に勝てませんよね。バンドも同じで、どれが欠けてもアンサンブルが成立しません。
目立ちたい!と思うのであればベースは向いていないかもしれません。でも一見地味だけど実はとても重要で、通好みな渋い楽器なのです。そこに魅力を感じられる人には向いています。
◯「ベースって何?」「ギターの方が難しくて、大事なんじゃないの?」etcと思ってらっしやる方は、今の僕の考察を読んで、少しでもベースという楽器に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
◯既に興味を持たれている方は、絶対やりがいのある楽器です。ぜひチャレンジしてみてください!
これからもさらにベースの魅力を掘り下げて発信していきます。お楽しみに!