2020年を振り返って 

2020年も残すところあとわずか。今年はコロナにはじまりコロナに終わった年でした。

羽賀エレキベース・ウクレレ教室は月謝制ではなく、生徒様と僕の都合のいい時にお気軽に来てくださいねというシステムなので、コロナ第一波の時はほとんどレッスンがなくなりました。予定していたライブやセッションも全て中止になりました。

緊急事態宣言時は出口の見えない閉塞感と、こんな状況の時にはまず命、次に衣食住で、音楽なんて二の次であるという現実で精神的にかなり辛かったです。

ステイホーム期間中、インターネットでいろんな意見を目にする機会が増えましたが、ライブハウスや演劇でクラスターが発生したことで、「社会の害悪」「不要な職種」なんてコメントもあり、一部だとは思いますがそんな風に思われているのかと思うと、自分が人生を掛けて情熱を燃やして取り組んでいる演奏活動やレッスンの価値を見失いそうにもなりました。

今ではそんな時だからこそ、その力で人の心に潤いや癒しを与えることができる音楽の素晴らしさを再認識できました。それはコロナ禍で得られた唯一にしてとても大事な宝物だと思います。

緊急事態宣言が明けてから復帰されたり、新しく通われる生徒様も増えましたがコロナ前とは程遠い人数です。ですがこんな中でも通ってこられる生徒様には本当に感謝しています。

誰かが言ってましたが、自分でコントロール出来ないことはしょうがない。この状況でできるベストを尽くして来るべき時に備えるだけだと。

ありがたいことにサポートやライブの予定も入って、教室主催のセッションも再開します。詳細は決まり次第改めて告知します。

開けない夜はない。世界中でワクチンの開発が進められています。僕たちは自分達にできる最大限の予防をしつつ、日常を笑顔で過ごしましょう。

来年も新しい人、音楽との出会いを楽しみにしています。よいお年をお迎えください!